印象に残った言葉

4月7日・朝日新聞朝刊から。

『阪神、淡路を襲った巨大地震で高速道路も高層ビルも見事に壊れ、街の機能はマヒしました。神戸市内の自宅も半壊し、しばらく避難所で暮らしました。そこで、おじいちゃんたちが青空の下で将棋を教えてくれたんです。おなかが満たされたわけではないし、その後、何かに役立ったわけでもない。でも、ひととき笑顔になれて、心が満たされた。人間って、そういう時間も必要なんじゃないかな、と思います。

高速道路や高層ビルは、確かに便利で生活に欠かせないものです。私がおじいちゃんに習った将棋は、少なくとも私の人生に欠かせないものではない。でも、役に立つものだけでは生きていけないんだということを、青空将棋から無意識のうちに学んだのかもしれません。

もしかして大学で、特に文系の学部で学ぶことなんか、社会で何の役にも立たないよ、なんて考えていませんか。

私は大学時代、文系、理系を問わず、興味があればどんな授業でも聞きました。何かを知ると疑問が一つ解けて、次の「なんで?」が生まれる。それをくり返すうちに点と点がつながって線になり、頭の中の地図が広がり、世界の見え方が変わってくる。それだけで楽しかった。答えがなかったり、正解が一つじゃなかったりする学問は底なし沼のようで、果てのない感じが面白いなあ、と。

思考を育てるという点で、どんな学問にだって意味があると思います。いや、意味のないものなんて、あるのでしょうか。学問が追い求める真理って時を超えても淘汰されずに残るものですよね。役立つかどうか、時代ごとにふるいにかけていては、学問の存在意義はなくなってしまうし、時を超えるものなんて生まれないでしょう。…』

最果タヒ(詩人)

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観劇

先日の花見の会で、HPの話が出て、芝居の感想はちょろっとしか書いていないのに、なんか大きく言われてしまった(笑)
とはいえ、放置しておくのもなんですので、久々に更新。観劇の記録。結構見てますが、いろいろ見られるのはこの時期だけなので。

地球ゴージャス『The Love Bugs』
1月9日(土)~24日(水)
赤坂・赤坂ACTシアター

19日昼。前半、正直どんな話なのかよくわからず。後半、“あること”を昆虫の世界に置き換えて描いているのが分かってきてから面白く。ただ、あれは接触してうつることはないのですけどね。そこはこのご時世、ちゃんと作ってほしかった。EKK、Kさん、Mさんとの観劇。

ディクトリー『BestPerformer 7』
1月30日(土)、31日(日)
高円寺・座・高円寺2

31日夕。いつもお世話になっている鏑木真央さん出演の舞台。実話に基づいた話で、最後まで見せる舞台でした。鏑木さん、熱演してました。

ハイバイ『夫婦』
1月24日(日)~2月4日(木)
池袋・東京芸術劇場シアターイースト

2日夜。引きこもり経験者の作演出・岩井秀人さんの家族をモチーフにした舞台。父の死をきっかけに、高名な医師だった父の家庭内暴力・恫喝、父母子の関係の過去をたどる。人ってこれでも夫婦でいられるのですね。帰宅後、おまけをもらい忘れたことに気付く。Kさんとの観劇。

『星屑の町~完結篇』
2月5日(金)~14日(日)
下北沢・本多劇場

6日昼。冴えない男たちのムードコーラスグループ「ハローナイツ」の物語。1994年『星屑の町~山田修とハローナイツ物語~』としてザ・スズナリで初演。その後回を重ねて今回が完結篇。初めて見るのが完結篇でした。大平サブロー、ラサール石井、戸田恵子ら、芸達者たちが繰り広げる舞台は、最後まで楽しめました。元職場の先輩Tさんとの観劇。

野鳩『野鳩』
2月25日(木)~28日(日)
下北沢・駅前劇場

27日昼。野鳩解散公演。6年間の活動休止後の活動再会公演で知った劇団。独特の間と動きがクスクス、ニヤリとさせる、僕としてはなんかクセになる劇団。今回の公演では重いテーマが見え隠れしていた。初期の再演でもいいから続けてほしかった。

二月のできごと『からす食堂』『黒い三人のこども』
2月24日(水)~29日(月)
池尻大橋・104Rmond

27日夜。会場は大きなガレージの中。季節柄“寒い”とのことでしたが、業務用ストーブが入った会場は寒さも感じることなく見られました。僕のお気に入りの劇作家の一人、江本純子の台本と演出。話の筋としては特に何かあるわけではないのだが、最後まで楽しませてくれる。演出の力と役者の力、それにこの独特の会場がないとここまでの作品にはならないのではと思う。次回も期待したい。

鄭義信 三部作 Vol.1『焼肉ドラゴン』
3月7日(月)~27日(日)
初台・新国立劇場小劇場

11日夜。HPより。“万国博覧会が催された1970(昭和45)年、関西地方都市。高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」の赤提灯が今夜も灯る。店主・金龍吉は、太平洋戦争で左腕を失ったが、それを苦にするふうでもなく淡々と生きている。家族は、先妻との間にもうけた二人の娘と、後妻・英順とその連れ子、そして、英順との間に授かった一人息子… ちょっとちぐはぐな家族と、滑稽な客たちで、今夜も「焼肉ドラゴン」は賑々しい。ささいなことで泣いたり、いがみあったり、笑いあったり…。そんな中、「焼肉ドラゴン」にも、しだいに時代の波が押し寄せてくる。”

終盤、「祖国を捨てた」と言う父・金龍吉。本来は「祖国を捨てさせられた」あるいは「祖国を捨てざるを得なかった」のではないかと思うのだが、「捨てた」と言わせてしまう時代(=戦前・戦中の日本のあり方)はなんとむごいかと。「捨てた」とでも言わなければ、自分を支えて生きてはいけなかったのではと思う。

ラストシーン、子供たちが自立し、二人残った龍吉と英順。苛烈な過去を表に出さないユーモアあふれる二人の会話に涙が止まらなかった。

燐光群『カムアウト』
3月19日(土)~31日(木)
下北沢・ザ・スズナリ

24日夜。HPより。“1989年、坂手洋二の作・演出で〈燐光群スペシャル〉として初演。当時のレズビアンコミュニティを坂手自身が取材し書き下ろした本作は、女性の同性愛について正面から取り上げる作品として、社会的にも大きく注目を集めた。また、オーディションによるキャスティングも話題となった。当時はまだ一般語でなかった「カムアウト(カミングアウト)」という言葉が、広く日本国内で認知されるきっかけにもなっている。共同生活を送るレズビアンたちの小さなコミュニティを舞台にしていることから、「シェアハウスを描く演劇」の原点としても再認識されている。渋谷区や世田谷区による「同性パートナーシップ条例」が交付され、多くのメディアで「LGBT」という言葉を目にする機会が増えている今、過去を通して現在を見つめなおす『カムアウト 2016 ←→ 1989 』”

27年前にこの戯曲が書かれていたことに驚く。2時間45分の長さでしたが、最後まで目が離せませんでした。レズビアンの告白をする男性の設定には感嘆した。そういう性があってもおかしくないよね。

Kさんとの観劇、その後の感想会は近くの居酒屋で。遅かったので、餃子の店をパスしたことと呑みの量が少なくてすみません、Kさん(笑)。

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観劇

Garasu

劇団ヨロタミ『硝子の途』
9月25日(金)~28日(月)
池袋・シアターグリーン Box in Box THEATER

27日夜。重い内容で、このような取り上げ方にはいろいろな意見がありそうですが、リアルな感じを受けました。チームの良さが作品の質を高めていますね。第27回池袋演劇祭で大賞受賞、2016年再演をすることになったそうです。

『HAKUTO~白兎(しろうさぎ)~』
10月10日(土)~12日(月)
銀座・博品館劇場

11日昼。正直、期待してなかったのですが、最後まで飽きさせず、あっという間に時間が過ぎました。ミポリンは美しかったなぁ。

Chouima

月刊「根本宗子」『超、今、出来る、精一杯。』
11月1日(日)~8日(日)
中野・テアトルBONBON

2日夜。楽しませてもらいました。次回も期待。

Tanpen

鵺的『鵺的第一短編集』
12月18日(金)~23日(水)
新宿・新宿眼科画廊

21日昼。3つの短編。性とかそんなくくりではなくて、人間対人間の関係がきちんと作れればいいと思う。めんどくさそうだが、それがシンプルな気がする。

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観劇

昨年後半の観劇記録。

『もとの黙阿弥』
8月1日(土)~25日(火)
東銀座・新橋演舞場

18日昼。井上ひさし作。初めて大劇場向けに書き下ろした作品。

HPより。“時は文明開化の明治。所は浅草。黙阿弥の新作まがいの芝居を上演して興行停止の処分を受けてしまった芝居小屋・大和座の座頭・坂東飛鶴と番頭格の坂東飛太郎は、しかたなく「よろず稽古指南所」をひらく日々。今日も野菜売りの安吉たちが「かっぽれ」を習いに来ている。そこへ男爵家の跡取りの河辺隆次と、書生久松菊雄が訪れる。隆次は姉の賀津子が勝手に決めた縁談の相手と舞踏会で踊らねばならず、久松のすすめで飛鶴に西洋舞踊を習うことにした。二人と入れ違いに現れたのは長崎屋新五郎。良縁が舞い込んだ娘のお琴に西洋舞踊を仕込んでほしいと頼む。翌日、やってきた長崎屋お琴は女中のお繁と入れ替わって相手に会い、その人柄を確かめたいと言う。 ところが当日、隆次と久松も同じように入れ替わって登場したからさぁ大変!互いの入れ替わりを知らないままの出会いが、七軒町の住人たちを巻き込みながら、思いもよらない大騒動へと発展していく…。”

終始、ドタバタ劇なのですが、終盤、男爵家の跡取り・河辺の台詞に井上ひさしらしさを感じて、グッときました。

風琴工房『無頼茫々』
9月12日(土)~20日(日)
下北沢・ザ・スズナリ

13日昼。レッスンが時間通り終わり、これは間に合うと当日券での観劇。ここは過去に観た作品も面白かった。今回も期待を裏切らず。この回はアフタートークもあり、充実してました。

HPより。“時は大正。明治の気骨のジャーナリスト陸羯南に憧れる堂海栄吾は、理想を抱いて日の出新聞社の門を叩く。しかし、そこで堂海が見たものは、「売れる新聞」であることを一義とし、政党のタイコモチ的な存在と成り下がった新聞の姿であった。堂海は、創社精神を取り戻すべく立ち上がる。最初は孤軍奮闘を強いられた戦いも、下層労働者に深く関わる変り種記者・村嶋帰一や、女性記者・高村紅子などを味方に得て前へ進みだす。上からの圧迫、発行停止処分など、言論の自由を脅かす社会的制裁に負けず堂海たちは、真の報道の意味とはなにかを求め、戦いはじめる。”

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観劇

Tankenbuラッパ屋『ポンコツ大学探険部』
6月27日(土)~7月5日(日)
新宿・紀伊國屋ホール

5日昼。笑いました。ラッパ屋はやっぱり面白い。



Ningyo海市-工房『人魚の森』
7月9日(木)~7月13日(月)
下北沢・「劇」小劇場

13日昼。お世話になっているK監督も見に来ていてびっくり。



Kurasebaこまつ座『父と暮せば』
7月6日(月)~7月20日(祝)
新宿・紀伊國屋サザンシアター

18日夜。この作品は何回観ても心ゆすぶられる。



月刊「根本宗子」『わが娘』
8月12日(水)~16日(日)
四谷三丁目・バー夢

16日夜。昼の当日券の列を見て、一度はあきらめて、Tさんとカラオケ、沖縄料理店へ。分かれてから、しばらくブラブラしていたとき、まだ夜の回に間に合うことに気付き、もう一度行ってみたらギリギリ入れた。面白かった~

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映画フェア

『ゆめまちインディペンデント映画フェア』
日程:4/20(月)~23(木)
会場:浅草六区・ゆめまち劇場
入場料:1000円 (+別途ワンドリンクオーダー必要)
※1回の入場で当日に限り全上映作品をご覧いただけます
※再入場不可
(詳しくは、フェアの名前で検索してみてください。)

知人が参加している映画が上映されます。平日ですが、お時間があれば是非。

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観劇

Arutsumiアヴァンセプロデュース『或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり』
4月2日(木)~6日(月)
三軒茶屋・シアタートラム

3日昼。見るのに疲れた。まおまおとの観劇、感想会は近くの居酒屋「魚待夢」で。“黒ひげ危機一発”をやった。これで飲みものサービスがあって、グラスビールをゲット。

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乃木坂

4月2日、東京ミッドタウン付近。レッスンの後で。

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地下鉄

東京メトロの一日乗車券が600円に安くなっていた。
これから良く使うことになりそう。
Metro


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ふと、やってみた。

クレーンゲームで取った景品は姪っ子にあげます。
Keihin
いくらかかったかは内緒。

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